メルカードツアー
ペルーの旅

 
 

マチュピチュ遺跡までの約45kmの路程をトレッカーと英語ガイド、コック、ポーターがひとつのパーティーとなり歩くツアーです。参加者はアメリカ、ヨーロッパ、オセアニアからの旅行者で国際色も豊か。かつてチャスキ(飛脚)が駆け抜けた路なのでとても整備されルートそのものがインカの遺跡となっていて、そのコース途中にも多くのインカの建物を遺跡として見ることができとても興味深い体験を得ることができます。またマチュピチュまで歩くという同じ目的を持ったトレッカーが言葉の壁を越え同じ感動を到着時に得られるのもこのツアーの魅力です。

 


インカトレールのツアーにはクスコ発2日間、4日間、5日間がありますが、今回は4日間コースに参加しましたので4日間のパターンをご案内いたします。
初日のクスコ出発時間は午前10時、バスはクスコを出発してから途中物資などを載せながらウルバンバの谷に入りオリャンタイタンボで休憩。10分のトイレ休憩のはずが30分程停車。この間に杖、水、コカ葉などが購入できる。オリャンタイタンボも街自体が遺跡になっているので街をちょっぴり覗いてみるもの楽しい。
バスは走り始めて約1時間15分後にトレール出発地点に到着。バスから荷物を降ろすとツアー各グループごとに分かれ出発前にガイドから簡単な旅程説明や点呼

が行われ昼食の時間になる。食事を取りながらガイドを交えて各人の自己紹介が始まり出身地や名前、ペルーをどのくらい旅行しているか、どこへ行ってきたかなどが紹介される。もちろん参加者以外のシェフ、ポーターの紹介もあり初めて自分のグループの概要がわかってくる。
食事後、トイレなどを済ませトレールスタート。線路沿いをしばらく歩きチェックポイントでパスポートとインカトレールチケットにある番号を記入して入山手続き終了。橋を渡りウルバンバ川とベロニカを見ながらサボテンの生えている砂地を歩く。途中にはちょっとした売店などもありチチャなども飲めるし水も買える。
ウルバンバ川の支流クシチャカ沿いにルートが向かうようになるとウルカラカイというインカ遺跡に到着するそこからリャクタパタの遺跡を下に見ながら支流沿いの谷に入っていく。この日はワイリャバンバというキャンプサイトでキャンプ。到着すると我々よりも後に出発したシェフやポーターたちがウエルカムドリンクとポップコーンを作って迎えてくれている。お茶の後で夕食になるがスープ、主食、デザートの3皿がでてとても山の中で食べる食事とは思えない。食後のお茶の時はガイドを交えツアー参加者同士のおしゃべりが夜の静けさと星の美しさのなかしばらく続いていく。

キャンプ地:ワイリャバンバ(標高3000m) 歩行時間:約5時間 歩行距離:約14km

オリャンタイタンボ

82km駅駐車場

82km駅

チェックポイント

リャクタパタ


早朝5:30にモーニングティーで起床。朝食をとった後出発。この日のトレールのみはポーターサービスをつけなかった人やさらに荷物を預けたい人に対して追加ポーターサービスを募る。当然私もポーターサービスをお願いして着替えなどを持つだけの軽装で出発。出発してすぐチェックポイントがあるのでトレールチケットを出しスタンプを押してもらう。この日は高低差1200m登って700m降りるイメージだ。朝から続くひたすら続く登り路に何度も休憩をする。この日ばかりは体力差がでてしまうのでパカイマユのキャンプサイトまでの事前説明を受け各自で歩くようになりガイドが最後尾を歩く。4200mのファーストパスまでは2箇所の休憩地点があるが

ここではトイレ、水の購入もできる。休憩地点に着くと女性が小さな店を広げて待っていてくれるので水を補給したい人はここでできるかと思うが在庫の補給が十分でないと思われるので前日のオリャンタイタンボでちょっとした食料と水は手に入れておきたい。そういったお店もリュリュチャパンパというファーストパスを前にした(標高3850m地点)ところが最後になる。ひたすら登り11:30頃に標高4200m地点に到着する。ここはその形からDead Woman's Passと呼ばれる場所で東西を分ける頂点で多くのトレッカーやポーターもここで休憩しその登りを克服したことを喜び合う。しばし休憩し写真を撮ったりあたりを散策したり水分を補給したりという光景が見られるがウイスキーをあおる西洋人がいるのには驚く。その後は高低差700mの下りがひたすら続く。私は13:00頃到着したので約5時間30分程歩いたことになるが早い人は4時間程で歩ききっている。だがそれでもポーターに抜かれたと言っていたのでポーターの足の速さには驚かされる。路はなだらかなところ以外は石畳の階段となっているので歩きやすいためかポーターのほとんどは小走りで駆け上り小走りで駆け下りる。もちろん先を急ぐのは我々より早く着き用意をして迎えてくれるためだ。彼らは通常は農夫で農作業の合間にアルバイトでトレールのポーターをするそうだがそのサービスには畏れ入る。この日も到着すると木の実を採ってジュースにして待っていてくれた。この日の午後は特にやることはなくポーターたちとグループの仲間たちとトランプに興じる。このキャンプサイトは水ではあるがシャワーもあるので利用している人もいた。ただ水が冷たいということと時間が遅くなると寒くなるのであまりお勧めできない。

キャンプ地:パカイマユ(標高3500m) 歩行時間:約4〜7時間 歩行距離:約10km 

リュリュチャパンパ

石畳の路

ファーストパス

Dead Woman's Pass地点

パカイマユ


3日目は全行程の中でも遺跡の数多くみられる日である。朝7時には出発しセカンドパスのへ登る途中にルンクラカイという遺跡がある。さらに登りセカンドパスにつくと進行方向側にサヤマルカが見えてくる。サヤクマルカへの行程の途中でサヤクマルカの反対側に位置するコンチャマルカが見てくる。サヤクマルカを観光後コンチャマルカの脇を抜けると亜熱帯の特徴か急に山に緑が増えてくる。また山からの水量も多いせいか山の壁際は分厚いミズゴケに覆われた道が続く。おそらくミズゴケは多量の水分を吸い岩との間に水の絨毯を引いたようになっているのだろう。インカトンネルを越えサードパスを越えたプユパタマルカの遺跡傍のキャンプサイトでランチタイムとなる。ランチを終えプユパタマルカの遺跡を観光。その後は通常石の階段を降りウイニャワイニャに降りるところだ

がガイドのフレッドが我々にランチタイム時に選択肢を用意してくれ我々は通常ルートではない方面から行くことにしたそのルートはマチュピチュを見下ろすことができるところまで降りず見えた地点からインティパタの遺跡まで降りるというルートだ。インティパタまでは石の階段はあまり使用されないルートだったので明らかに遺跡としての古道ではなかったのかも知れないが早々マチュピチュ、ワイナピチュを見ることができゴールまで目前という意識が急に高まってきた。本日のキャンプサイトは1泊2日のツアーでも使用されるキャンプサイトで施設は十分な設備がある。有料で2つしかないないが温水シャワーが設置されレストランもありまたビール(クスケーニャ)、コカコーラ、インカコーラ、水なども買うことができるので夜は多くのグループがパーティーを楽しんでいた。グループのなかにはケーナでエルコンドルパサを吹いている人もいるがその音色がアンデスにいる気分を高めてくれる。

キャンプ地:インティパタ(標高2750m) 歩行時間:約9時間 歩行距離:約16km 

ルンカラカイ

サヤマルカ

コンチャマルカ

インカトンネル

プヤパタマルカ

インティパタ


朝4時にモーニングティーで起床。朝食後、シェフとポーターに別れを告げ暗いうちにマチュピチュに向かう。朝5時にチェックポイントが開くのでその時間をしばし待ちチェックポイントで手続きして暗い夜道をマチュピチュへ。頭につけた懐中電灯を照らし前に歩く人にはぐれないよう注意深く歩く。ただ同じキャンプサイトのグループが1列になって歩くし路も平坦なので特に遅れることもなく歩くことができる。途中壁をよじ登るような階段があるがこのあたりからは薄明るくなる頃なので問題はない。1時間半ぐらいでインティプンク(太陽の門)をくぐることができる。ほぼこの時点で夜が明けた状態になるがマチュピチュはウルバンバ川の谷間にある山なの

で日が出てくるまではしばらく時間がかかる。マチュピチュは聖域なのでその入り口であるインティプンクではかつて3枚のコカ葉を持ち太陽と自然と水に対して祈りの儀式をした。もちろん現在でもこのような儀式を行う人はいるようでインカの文化が人々の中にまだ受け継がれていることを喜ばしく思ってしまう。太陽の門から遺跡に向かうこと約20分。途中パチャママの石などを越しワイナピチュの見える地点まで。いったんここで集まり最後のチェクポイントであるサンクチュアリホテル前のマチュピチュ入り口に。ここでバックパックを預けてマチュピチュ観光へ。11時頃までに一通り観光してその後はいったん解散。14時30分にアグアスカリエンテスのレストランでガイドと待ち合わせをしてワイニャピチュへ。今回のグループの中では9人中7人がワイニャピチュに登ることを希望した。ひとつのグループとしてワイニャピチュ登山道入り口で代表者の名前と合計人数を記入して入山。時間は片道30分から40分ぐらいしかかからないが勾配がきついということと路が狭いということで以外にきつい。しかしながら登って見るマチュピチュは絶景。ワイニャピチュからみるマチュピチュ遺跡はコンドルのように見えるというのはまさに本当。インティプンクの方角に頭部が見えるのでまさにクスコに向かって飛んでいくコンドルがそこにいるようである。
14時30分にはアグアスカリエンテスのレストランに集合。列車出発までの約1時間の間、ビールや食事を楽しみイーメールアドレスなどを交換してガイドに別れ際、寄せ書きを渡し列車へ。一路マチュピチュをあとにして列車はクスコへ。

マチュピチュ遺跡(標高2400m) 歩行時間:約2時間 歩行距離:約6km 

インティプンク

パチャママ

インティワタナ

ワイナピチュから

ワイナピチュ

アグアスカリエンテス


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