中南米旅行中の通信員からの最新情報

下記レポートは現地通信員が足で集めた情報です。参考資料としてお読みください。

南米リポート  中南米現地発着ツアー  ホームページ

 2002/12/23
生の情報を送ってくれた通信員も無事、帰国しました。情報量の少ない南米ですがお役に立ちましたでしょうか。これで不定期連載を終わります。今後は日々現地から最新情報を更新していきます。質問等ありましたらお問合せください。

メルカードツアーlatin@mercadotour.jp

2002/12/19  アルゼンチン最新情報
●通貨・物価
 通貨はアルゼンチン・ペソ。以前は1US$=1ペソの固定相場を採っており、非常に物価の高い国として知られるが、ご承知のように固定相場制は崩壊してペソは大幅に下落。現在は全国的に1$=3.5ペソ前後で安定している。すなわち旅行者にとって物価が1/3以下になったかというとそうではなく、しっかりインフレが起こっている。その幅はモノによりけり。一般的には外貨がよく流通する観光業や運送業でインフレが進行し、地元の人がよく利用する飲食や一般小売では上がり幅が小さい。だが総じて、かつて南米一と言われた物価高は影を潜めている。物価の詳細は各項目にて。

●両替
 「ドル現金」銀行の信用が低いこの国では、ドル現金を両替屋で換えるのが最も無難。支払いもドルでの支払いを受け付けている所が多い。(その際のレートはさまざまだが、それほど悪くない)レートもかつては地域の格差があったが、今はそうでもない。ブエノスアイレスでもメンド-サでもカラファテでもウシュアイアでも最高のレートは1$=3.5ペソ。但しバリローチェはあまり良くなかった。念のため、
パタゴニアに行く際は都市部で大目に両替しておいたほうが良いでしょう。
 「トラベラーズチェック」利用価値は高くない。換金できる所は限られ、概ね5%は
手数料を取られる。ブエノスアイレスのアメックスオフィスでは現在ペソへの 換金はやっているがドル現金化はやってないらしい。
 「ATM」 BANELCO,LINKの看板がある機械にて大手信販のキャッシングが可能。
レートも聞く話では不利は無いとのこと。パタゴニア地域にもあるが、あまり台数は多くない。ドルキャッシュも引き出せるような表示 があるが、手数料がいくらになるのか恐くて誰も試していない。 また、通信が悪いのか、時折引き落としを拒否されることがあり。

●移動(バス)
 料金は上がっている。特に観光客が安定して訪れるパタゴニア地域でその傾向は強い。総じてガイドブックにあるドル建ての料金の半額くらいを予想しておけば予算は立つ。料金は上がっても非常に混雑しているので、早めの予約が望ましい。特にウシュアイアを出るバスは混み合う。バス自体は可も無く不可もなく、といった所。時間も割合正確。 トイレは必ずバスについているのだが、でも絶対にノンストップでは走らず、数時間に一回カフェ休憩があるのがアルゼンチン的。 但し例外がカラファテ→プエルトナタレス間。ここは悪路でかつチリの入国に時間がかかるため、多めに時間を見ておくべき。ちなみに私の場合は7時間半を要する。

●国際線航空券 ブエノスアイレスのFlorida通りの北寄り、835番地、Thompsonビルの320号オフィス「ASATEJ」という代理店で、学割料金あり。
  2003年1月のブエノスアイレス発料金設定
→ロサンゼルス $375+税80  → マイアミorニューヨーク $345+税80
→メキシコシティ $335+税42  →パナマシティ $290+税47
→キト $276+税55  →リマ $197+税50
→マドリッドorパリorフランクフルト $412+税60  →成田 $870+67
 南米から日本行きチケットを求める場合の最安値はここ。また、学生証を所持していない場合は往復料金となり、あまりディスカウントも効かない。日本で往復チケットを購入しておくか、こちらで国際学生証or国際教師証を作成するのがお得。
ちなみにブエノスアイレス〜エセイサ空港までのリムジンバスでも学割あり。15ペソが半額以下の7ペソになる。

●宿泊
 やはり概して1.5倍くらいには値上がりしている。しかしこの国ではユースホステル的なドミトリー宿が多く、それほど割高な感じはない。都市部のシングルの相場は15ペソ。パタゴニア地区のドミトリーは8〜20ペソ。なお、ユースホステルではシーツは別料金。寝袋持参の方はその旨を言うと2ペソほど安くなる。会員証の提示を求められたことは無い。まずほとんどのホテルでホットシャワーは完備している。そしてキッチンがある所も多い。ユースではまず完備しており、洗濯物を干すスペースなども取ってくれているので居心地は良い。

●食事
 やはり有名なのが肉料理。ブエノスアイレスではステーキが5ペソから食べられる。他都市でも、一品5ペソくらいが最低ライン。高いのがカラファテ(及びエルチャルティン)。最低8ペソからだからドリンクとチップで12ペソは必要。各地でみられるのが、主に中国人経営によるビュフェ形式の店。こちらではTenedor Libreと呼ばれる。10ペソから15ペソくらいはかかり、食べ放題というほど量は食べられないが、バランス良く食事できる。尤もキッチンがついている宿が多く、かつスーパーの物価は殆ど上昇していないので、自炊のメリットは非常に大きい。・ブエノスアイレスの中華街 RetiroからTigre行きに乗り、2つ目のBerglano.Cで下車。進行方向の線路沿いに中華料理店多数。一品5ペソ前後。味はまあまあ、量は盛りだくさん。ブエノスアイレスの韓国人街 地下鉄E線のMedalla Milagrosa下車。目の前のEva Peron通りを西に行き、ガソリンスタンドの角で左折。Carababo通り沿いに広がる。通りを直進し、Saraza通りを右折すぐの店が評判が良い。小皿10種、サラダ、焼き魚、チゲスープ、ドリンクのついたセットコースで14ペソ!

●インターネット
 ネットカフェはそこそこある。日本語が読めるものはたまにあるが、日本語を打てるパソコンが全く無い。かつ高い。一時間3ペソから6ペソ。例外的に安いのがブエノスアイレスのLavalle通り。 ここはどこでも1ペソ/h。でも日本語は打てない。一件だけ日本語が打てるのが、LavalleとMaipuの交差点を南に行ってすぐ右手のNetStation。ここは中国人経営のため、常に日本語可。1.6ペソ/h。ただし土日と22:00〜8:00(24時間営業)は1ペソ/h。

●カラファテ、ペリトモリノ氷河ツアー  大幅に値上がりしている。45ペソ+入場料20ペソ、氷河へのクルーズが20ペソ。今は15:00前後初のツアーもあるが、現地での時間が短いので午前のツアー参加が望ましい。

●ウシュアイア情報  @ビーグル水道クルーズ これも値上がりしている。多くの人が利用するバラクーダ船クラスで50ペソ。ちょっと割高な印象。Aスタンプ ガイドブックの「世界最南端の町到達記念スタンプ」という言葉に魅力を感じる人が多いが、あまり評判は良くない。むしろ観光案内所にあるスタンプのほうが出来が良い。表には出ていないが、係に言えば3種類の中から押してもらえる。勿論無料。San Martin通りの案内所は忙しいのであまり丁寧に押してもらえない。じっくり押してもらうなら観光桟橋の案内所。また、ここの隣の南極観光局にも4種類のスタンプがある。

2002/12/19  チリ最新情報
●両替
「ドル現金」
 各都市に両替所はあるがあまり数は多くなく、またレートにも格差がある。良かったのはサンチアゴ、アリカあたりで、その他は観光地になればなるほどレートが悪くなるといった印象。レートの良い都市で大目に両替しておく必要があるだろう。特にサンペドロデアタカマへ行く前は多めに!
サンチアゴの両替屋街は…
@セントロの憲法広場から伸びるAgustinas通りがBanderaから Paseo Ahumadaと交差する間(ここが一番レートが良い)
APaseo AhumadaのAlameida通りに近い一角。(繁華街だが、あまりレートは良くない)
B新市街メトロTabalaba駅下車そばのEl Bosque通りに散在
「トラベラーズチェック」あまり一般的ではない。
サンチアゴの@及びBの一部の両替屋にて、1%程度現金よりも悪いレートで換金可能。口コミで言われているドル現金化無料にて可の所はもう両替業務はしていないとのこと。Aの地区にCitibankの支店があり、同社発行のチェックは無料で換金可。
「ATM」 両替の地域格差の大きいチリでは利用価値大。パタゴニア地域も含めて台数は多く、不便しない。

● 宿泊
 各都市の最低ラインはシングル3000ペソ〜4000ペソ。Hospedajeなどと言われる家族経営の宿が多く、探すのには苦労しない。設備は当たり外れが大きい。特にシャワーに関しては台所用給湯機 を使っている所が多く、そこでは浴びている最中に突然冷水に なって心臓が止まりそうになるので要注意。給湯タンクを見せて
もらえれば安心。キプエルトナタレス、プンタアレーナスでは概して料金が上がる。代わりにドミトリー宿が存在するので予算自体は同じく見て大丈夫。こういった所ではキッチンが使えるのも心強い。ガイドブックに案内されていないので紹介すると…
プエルトナタレス−広場の南西角の辺りに数軒プンタアレナス−O'Higgins通とCarrera Pinto通の交差点に数軒

● 食事
 鶏、肉料理がやはり中心だが、チリではPollo、Carneという単語の代わりにAve、Vacunoという言葉が良く使われるので注意。北部ではセットメニューがあり、市場周辺のレストランでは1000〜1500ペソでスープとメインが食べられる。軽食も多く、ホットドックとドリンクで500ペソ前後。意外に量があるので、朝、夕食として使える。チリの都市ではあちこちにショッピングセンターやデパートがあり、こういった所には必ずフードコートが設けられている。チェーン店が中心だが、席数が多いのでいくらでもゆっくりできる。中華が食べたい時はフードコートに行くと、たいていMei Lingというチェーン店が入っている。ドリンク付きのセットメニューが2000ペソ。軽食ではDoggisというチェーン店のRanchというホットドックが美味しい(難点はラの巻き舌の発音がなかなか通じにくいところ)。フードコートのあるプエルトモンまでは何とかなるとして、厳しいのがプエルトナタレス、プンタアレーナスの両都市。レストラン自体が少なく、かつ高い。かつ著しく味も劣る。一食2000ペソ以下は難しい。幸いこの両都市にはキッチン付きの宿が多いことなので、自炊という手もある。込み入った物は作りたくない(作れない)という方に朗報。プエルトナタレスのレストラン トランクエラ前のスーパー、及びプンタアレーナスMagallanes通りの巨大スーパーにて、インスタントラーメン購入可能。カップ560ペソ、袋300ペソ。

● 移動
 「バス」南米ではブラジルと並んで快適。かつ高くない。同じ区間でも会社、バスのクラスによって料金は2〜3倍の開きがでる。チリではセミカマという上級クラスのバスが走っているが、 足元は広いが横幅は同じなので、料金差ほど快適という訳でもない。時間は恐ろしく正確。
 「船」プエルトモン−プエルトナタレス間を週一便運行。プエルトモン発が月曜の午後、プエルトナタレス発が金曜の朝。3泊4日。料金は最安のドミトリークラスで$250。学割10%。3食付き。プエルトナタレス近辺では雪山や群島の入り組んだ美しい景観の中を行くが、それまでの景色は単調かも。

●国際線航空券料金
  サンチアゴのメトロTabalaba駅を下車、Herrando de Aguirre201のProvidenciaビル401号オフィス、「Student Fligt」という代理店で学割料金あり。
  2002年12月上旬現在サンチアゴ発国際学生証所有者料金(いずれも税抜)
→ロサンゼルスorマイアミorニューヨーク $350
→メキシコシティ $344  →パナマシティ $337
→キト $195  →リマ $139  →ブエノスアイレス $119
→サンパウロ $294  →マドリッド $480  →パリ  $520

●インターネット  ネットカフェ自体少なく、かつ日本語対応の店はない。
 唯一の日本語対応店は、サンチアゴのアルマス広場北西角。モールの一階奥の
店。日本人経営。500ペソ/h。

●パイネ情報
 パイネ国立公園への一日ツアーは相場は15000ペソ。どこも同じ料金。同じ内容。だがたまに抜け駆け的に12000ペソくらいのプロモーションを張っている代理店もあるので要チェック。徒歩では訪れにくい場所を効率よく回るので、トレッキングをする方も往路の移動手段として利用しても良いのでは? なお国立公園の入場料は8000ペソ。ミロドンの洞窟に関しては3000ペソの価値があるかどうか疑問。
公園内の山小屋(Refugio)の予約はプエルトナタレスのAndescape社で一手に取り扱っている。が、非常に混雑する。やはりトレッキングを考えている方はキャンプするつもりで準備していったほうが良かろう。チリでは人々がアウトドア好きなせいか、キャンプ用品が安い。サンチアゴやラセレナあたりでは、寝袋7000ペソ、
テント15000ペソから売っている。

●プンタアレーナス ペンギンツアー情報
 Buses Fernandesが3500ペソ、15:00発のツアーを出しており、これが最安だが、単独催行のため人数が集まりにくく、人数が集まらないと平気で催行を中止する。時間になってオフィスに行っても、誤りもせずに料金を突っ返してくるだけと非常に対応が悪い。利用は避けたほうがよい。市内の代理店にて、4000ペソからある。
営巣地の入場料は2500ペソ。このツアーの見所はペンギンも勿論そうだが、営巣地に至る道沿いにいるニャンドゥ。遠慮なく車を止めて写真を 撮りましょう。こんなに近く、かつ逃げないニャンドゥは他にはいません。

 

2002/11/1  ボリビア最新情報

●両替
「ドルキャッシュ」
     両替所、または路上での換金が一般的。地方都市では両替所が無く、商店等で両替可な場合が多い。レートは何処で替えても大差なし。
「ドルT/C」
     ラパスでなら不便は無い。Av.CamachoのSudamerという両替所ならば殆どキャッシュと同一レートで換金可。また、ドルキャッシュへの換金も1.5%の手数料で可。これから南下する人はここでキャッシュを 作っておきましょう。特にチリ、アルゼンチンではCiti,Amex以外は不便なので、それらを優先的にキャッシュ化しておきましょう。なお、ラパス以外の地方ではT/C換金可の場所は少ない。
「ATM」
     意外と充実している。大手数社のカードに対応した機種が、各地に点在している。ドルキャッシュを引き出せる機種もあるが、手数料が高いとのこと。

●食事
     とにかくAlmuerzo(昼定食)が安い。大衆食堂のスープとメインのセットで B3($0.4)〜。そこそこちゃんとした店の、前菜からデザートがつくものでもB6($0.8)〜。日本食レストランはあまり充実していないが、点在する中華は廉価で、南米としてはそこそこ美味しい。

●宿泊
     シングルで1泊$2〜ある。概して高地なため、夜が寒く、かつ植民地時代からの古い建物が多い。チェックイン前に部屋を見て、気密性や毛布の枚数は確認しておいた方が良い。また、近年改善されつつあるとはいえ、まだまだシャワーが冷たい所が多い。よってラパスのEl SolarioやウユニのEuropa等完全なホットシャワーの出る宿では、旅行者が歓声を上げながらシャワーを浴びる姿をよく目にする。
 El Solario−まだガイドブックには紹介されていないが、ホットシャワー、広くてベッドや机もしっかりしている部屋等が人気で、今やバックパッカーたち
の圧倒的な支持を受けている宿。シングルB25。ドミトリーB15〜20。

●移動
「バス」
    やはり中心を担っている。が、ボリビアの道はおしなべて山がちな上、未舗装である。乾季には埃っぽく、雨季にはぬかるんで時間がかかる。少しの覚悟が必要。また、
特に乾季には夜行バスはとにかく冷え込む。毛布か寝袋を持ち込んだほうが良い。価格はB5〜B10くらいは値切れる。
「鉄道」
    Oruro-Uyuni-Villazon間は雨の影響を受けにくく、かつ安いので利用価値は高い。Expreso del Solは月金の15:30にオルーロ発。全席指定でザックは貨車に
預けられるのでサロンクラスでも治安上の不安は少ない。戻りはウユニ火土23:52。
Wara Wara del Solは安いが、オルーロ発日水19:00、ウユニ発火金の1:22と時間が悪い。
    現在はウユニ−ポトシ間もあるが、B50とバスの倍以上もする。
「ボリビア→チリ越境オプション一覧」
@ラパス→アリカ間バス 毎日6:30と7:00の2本。B70。8時間。風光明媚なルート。
Aオルーロ→アリカ間バス 火金10:15発、B90。12時間。
Bオルーロ→イキケ間バス 火土日22:00発、B120。18時間。
Cウユニ→カラマ間   鉄道は月3:00発、B91。 バスは月木の4:00、B70。
Dウユニ→サンペドロ デ アカタマ 3泊4日のツアーあり。$60〜$80。

●ウユニ塩湖ツアー
     列車で22:00に着いても客引きがあり、夜行バスで朝に着いても客引きがおり、
その場で1日〜4日のツアーが申込できる。どのツアーも10:30頃の出発。相場は1日あたり$20。ここから人数が集まれば集まっているほど安くなる仕組み。よって理論上は出発直前が安く参加できる狙い目である。ちなみに1日ツアーだと、シーズンオフでは$10まで下がる。もっとも特にオンシーズン
は余裕のある日程で。

●治安
     人柄は極めて温厚なのだが、ラパスやコパカバーナでは犯罪が多い。もっとも
西部地帯に多発しているのは、ペルー人が“出稼ぎ”に来ているからだという噂もささやかれている。ラパスで多いのは首絞め強盗、そして偽ポリスによる犯罪。これはよくよく見ると怪しいパターンが多いので、冷静な行動を。

2002/10/9  ペルー最新情報

●両替
 ドル現金−両替する場所には不便しない。あちこちの銀行、両替所、商店などで
も両替してくれる。
路上両替も吃驚するほどあちこちで見かけるが、偽札を掴まされる危険が大きいので利用は避けたほうが賢明。観光地ではドル建てで払う場所が多いので大目に用意しておくと便利。
 ドルT/C−全く通用しないようなイメージを持たれがちだが、そうでもない。クスコではAv.Solに乱立する両替屋で、リマでは宿沖縄の3ブロック南のBancoCredito(AMEXのみ)などでノーコミッション(といっても レートが現金より1%ほど悪い)でソルに換えることができる。
 ATM−あちこちに見かけることができ、
VISA(PLUS)、MASTER(CIRRUS)、AMEX 等に広く対応している。ただし大半の機会が壁埋め込み式=路上に設置 されているので暗証番号、カード、現金の取り扱いに注意を。

●食事
 南米に共通した、米と鶏を中心とした内容。但しエクアドルに比べて安く、内容も
しっかりしている。クスコなどでは1.5ソル=$0.4からスープ、メインのメニュ(定食)を食べることができる。そのメニュを夜までやってる店が多いのも有り難い。リマでは中華の店が乱立している。地元料理の店より若干高い程度で、メニュが4ソル=$1.2から。またペルーにはお勧めの日本食が多い。

@金太郎−クスコの日本料理店。「Lonly Planet」においても真っ先に紹介されて
いるほどの味と低価格を誇る。定食は10ソル=$2.8で、照焼きハンバーグ、お好み焼き、鶏の照焼き丼、チキンカツ、野菜天ぷらなどの日替わり。

Aペンション西海−リマのホテル。かつては日本人の集まる宿として有名だった
が、近所の治安悪化により今では泊まる人は少ない。しかしセニョーラ西海の作る
日本食は味、そして(ほぼ)お代わりし放題の量が今なお人気。一人11ソル=$3.1。
要午前中の電話予約。その際、献立にある程度のリクエストはきく。おすすめはスキヤキ。是非宿沖縄で人数を集めて行って下さい。ただし絶対タクシーで行く事!!一台3〜4ソル。電話および住所は宿沖縄のフロントで教えてくれる。

Bうどん−リマは中華街の外れにうどんを出す中華の店あり。揚げパンがついて4ソル。セントロから中華街に向かい門の手前50mくらい。右手の店。目立つ看板は
無いが、通りに面した所に「Sopa udon」の献立表を出している。スープは中華風清湯スープ(醤油を足して味を調節)だが、かまぼこ(のようなもの)、たっぷりのわけぎと具はうどんしている。高山病で食欲のない人にはお勧め。

C沖縄ソバ−リマ。前述のうどん屋の数軒先。「沖縄ソバあります」という日本語の
ポスターが目印。6ソル。スープは前述うどんに似た感じだが、ソバはちゃんとソバ粉を使った手打ちソバ。うどん、ソバともに味については人によって評価が 別れる(賛7否3といった所)。果たしてどちらなのかは御自身でご確認を。
 
 地元のお勧めレストランとしてはアグアスカリエンテスのYaku Mama。とても南米とは思えないレベルの料理と男前のご主人が有名。メニュ(定食)はS15と少々張る
が、前菜7品スープ10品メイン15品から選べ、ドリンクとピスコサワーなどの食前酒が付く内容。ペルーの名物料理としてセビッチェが上げられるが、これで腹を壊す人も多い。セビッチェを食す場合はちゃんとした店で、なるべく鮮度が落ちない早い時間に。

●移動
 バス−南米諸国の中でもバスによる移動費は安い部類。バス自体は古くはないのだが、あまり手入れされてなく汚れているのがペルーらしい。利用の際は時間に
ゆとりを持って。また、アンデス越えの夜行バスは非常に冷え込む。防寒具を忘れ
ずに。また、ナスカからクスコのルートについてはアレキパ経由しかないように言われているが、ちゃんと直行バスあり。山越えで所要15時間。これは未確認情報だが、大手のCruz del Sol社では10%の学割がきくらしい。

 鉄道−観光用の高原鉄道が有名。
 @マチュピチュ行  クスコとアグアスカリエンテス間を結ぶ。一番安いBackpacker
Classで現在$35と、値上がりが激しい。クスコからOllantaという町までバスを乗り継いで行き、そこから片道$10の列車に乗るという方法もあるが、非常に面倒。いずれにせよ、今ではかなり割高な路線となっている。しかも シーズン中は切符の入手が非常に困難になるので注意!
 Aクスコ−プーノ間  毎週月、水、金(プーノ発は木)、土の8:00に両駅を出発。
Inka Classが$50、Tourismo Classが$12。遅延や車内の治安について 不安視されがちだが、旅人の評判は悪くない。勿論油断は禁物。
 飛行機−よく利用されるのがリマ-クスコ間。山越えのフライトなため、朝の時間帯のフライトが大半。必ず予約再確認を。また、ナスカの遊覧飛行は非常に揺れるので、乗り物酔い対策は必須。

リマ発国際線料金の一例(いずれも片道、税抜き)
           ロサンゼルス  $575           ニューヨーク           $540
           マイアミ          $305           ボゴタ                   $209
           キト               $159           サンチアゴ             $165
           カラカス          $282          ブエノスアイレス      $245
           サンパウロ     $350          マドリッド                $619
           パリ              $720           メキシコシティ         $399
           パナマシティ   $293           東京(成田)           $1198

●治安   残念ながら南米諸国の中でも最も悪い部類に入る。スリ、置き引きなどの
他によくあるパターンとしては、ケチャップ強盗、首絞め強盗、唾かけ強盗(いきなり唾をかけてきて、ひるんだ隙に大勢で群がって盗む)等があ
る。人気の無い道、夜道は歩かない事。慌てない事。貴重品はポケットに入れない事。

●言葉   南米諸国の中でも有数の観光立国とあって、(あくまで比較的)英語は通じ
る方。

2002/9/30  エクアドル最新情報
 ●両替
ドル現金   両替不要。エクアドルの通貨はドルなのでそのまま通用します。
ATM    大都市の中心部でちらほら見かけるが、国際カード対応のものが少ない。
特にその中でも多いのはMASTER(CIRRUS)
ドルT/C  両替可の所が限られる上、同じ銀行でも支店により可否が別れる。勿論手数料も千差万別。使いやすい所を幾つか。
 キト旧市街…Banco del Pichincha (独立広場斜向かいの2階)エクアドルではここがベスト。一枚につき手数料は僅か$0.2。
 その他ではProdubancoの多くの支店で手数料1%にて両替可能
 Banco Guayaquilの一部支店も1%にて可。いずれにせよエクアドルでは 他の南米諸国より有利にT/Cをドル現金可できる。他諸国ではT/Cの両替が不利なことが多いので、ここである程度の現金を入手しておくと便利。

●治安     南米諸国の中では穏やかな雰囲気なので油断しがちだが、スリ、強盗等は確実に存在する。キトでは日没後の旧市街は歩き回らないこと。

●食べ物    安食堂の昼定食は米、鶏、サラダ、ポテトという組み合わせが一般的。これで$1〜。朝、夜も最低の予算は$1〜。割高だが中華の店も多い。

●宿泊     $2からあるが、こういった宿は建物が古く、夜はかなり冷え込む。
シャワーも水。そういった中、キトのHotel Scureは僅か$1.5でシングルルーム(セミダブルベッド) ホットシャワー、キッチン付きという奇跡的な宿。St.フランシシコ広場に面した立地で屋上からの景色は昼に夜にと素晴らしい。お勧め。

●語学学校  キトには多数のスペイン語語学学校が存在する。キトの旧市街では1時間$2〜。しかもマンツーマン。よって宿を入れても週$80から予算が立つ。

●移動
 バス     エクアドルの物価からしたら高め(特にキト発着でない路線)。乗り心地
は特に悪くは無いが、本に記載されているよりも時間はかかると思っていた方が良い。
 電車     リオバンバからの渓谷鉄道は現在Arausiまで毎週水・金・日の7:00発。有名な“悪魔の鼻”を一旦下ってまた登るルート。屋根の上はおすすめ。屋根の上の料金は$11。駅で座布団を$1にて借りられる。Arausiまで所要4時間。駅ではクエンカ、リオバンバまでのバスが待ち構えている。

●エクアドル発航空券
 キト新市街、グアヤキルには多くの旅行代理店がある。しかし南米全般に言えるのは所謂「格安航空券」は存在しない。よって料金は高めで、各代理店間で大きな差は本来存在しない。国際学生証があれば学割を利用できるが、専門の代理店でないと取り扱いはない。

エクアドルのStudent Travel Beaurou「IDIOMAS」社住所
 キト Roca130 y 12Octubre Edificio GAYAL piso2(新市街の南に位置。看板等が無いので、ビルの名前を頼りに)
 グアヤキル Junin203 y Panama piso2 oficina4(マレコン2000の北端から少し入った所、大きな銀行の向かい、小さな看板有)

エクアドルからの航空券料金一覧(いずれも片道税抜き、2002年10月の料金)
目的地               キト→  キト→(学割)
ロサンゼルス      $559     $504
ニューヨーク       $490     $460
マイアミ             $343     $315
メキシコC          $389     $270       ※グヤヤキル発の場合、同額か
リマ                  $179                  若干キト発よりも安い。
サンパウロ        $609     $425
ブエノスアイレス  $579    $445
パナマシティ      $219    $208
サンホセ           $350    $226
グアテマラ         $289     $280
パリ                  $750
マドリード           $699
成田(東京)       $1816

2002/9/13  エクアドル名物の列車に乗車
 さて、去る9月11日、エクアドル名物の列車に乗ってきました。これは世界で唯一、屋根の上に乗れるという鉄道。この日がこの日だから空いているだろうというスケベな計算をしていたのですが、しっかり白人ツーリストで鈴なりでした。

 「歩き方」ではchanchan駅まで運行、とあり「それ何処だよ!?」と一人つっこんでいたのですが、現在はRiobamba→Arausiのみの運行となっております。しかも有名な難所「悪魔の鼻」を一度下ってまた登るという贅沢なルート。$11。所要6時間。 ArausiではRiobamba、Cuencaへのコネクションバスが待っているという便利さ。ちなみにチケットは屋根の上に売りに来ます。逞しい〜!

 この列車が面白い!! ただでさえゴッツイ渓谷鉄道なのに、屋根の上だから
死角たっぷり。「オイオイ、線路が見えねえよ」とか「オイオイ、足の先には
100メートル下の谷底しか見えねえよ」みたいなスリルたっぷりの道中。バスの車窓からは余り実感できなかった「エクアドルだってアンデスだぞ」という山並み、生活を垣間見ることができました。

 私は今回もミスターラッキーぶりを遺憾無く発揮。さっきも言った甘い読みが外れ、駅に着いた時にはもう屋根の上にはツーリストが鈴なり(この光景は意外と笑える)。仕方なく空いている所に座ったらいきなり編成のやり直しがあって一番先頭の進行方向右手(渓谷がある側)というスペシャル特等席に。おかげでたっぷり堪能させていただきました。ディーゼル機関車の排気ガス浴びっぱなしだったけど。未だに鼻、喉が痛い。

2002/9/10  ついに南米上陸!!!サンホセ→キト

@片道で入国。
 コパ航空を使ってサンホセからパナマ経由でキトへの移動では、特に、いや全く問題はありませんでした。チェックがあるとすればサンホセのコパ航空カウンターなのですが、全くエクアドル出国手段についての質問は無し。そもそも、出国審査すら無かったです。キトでの入国審査は言うまでもなし。滞在日数を聞かれただけ、コスタリカよりもほんの少しだけ審査らしい審査というレベルでした。

A荷物が!!!
 中米で3本も飛行機に乗ったのに、ロストしてなかった!これは本当に奇跡だと思う。周りの人は3分の1くらいの確率でロストしている(大袈裟)ので。特にパナマシティでの乗り換えは一時間しかなかったので、ここをクリアしたのはスゴイ。
 パナマシティはさすがハブ空港。乗り換えなれてますね。その表示は充実してたし。また、ここの免税店の数はもの凄い。ショッピングモールの中にゲートが点在しているような印象。

 さてこうして辿り着いたキトは…もう最高!
中米の間ずっと「これを乗り切ればキトだ」ぐらいに思っていて、期待過剰になってるなと苦笑してたものですが、過剰な期待すら裏切らない。2回目なのに。とびっきりの青い空! 全てを浄化するような強烈な日差し! これぞ南米。昨夜着いて今朝窓から外を見ると目の前は教会の鐘楼。下の広場では鳩が舞い、カテドラルの巨大なクーポラ越しには入り組んだ町並み。その家々をかすめるように飛ぶ飛行機。そしてさらにその向こうには行きを抱いた山々…。いいっスねえええ!!
 ただしやはり物価あがってます。2年前70セント相当だったスークレは$1.5。同じく70セント前後だった安食堂群は、一律キリのいい$1になっちゃってます。とは言え、やはり「一日$5で暮らせる街」ではあるけど。その分、物資は少しだけ豊かになってますね。日本から持ってきたのが壊れて困ってたサングラスは、なんちゃってオニールみたいのが$3で買え、なんちゃってアディダスジャージが$8と、中米では要らないけど南米で必要な物たちが調達できてます。

2002/9/10  国境突破レポート(MEXICO→BELIZE)

 まだ日も明けきらぬ早朝にカンクンの宿を出る。チェトマルまでのチケットを購入。N162。バスは運転席に電子操作のパネルが並ぶ最新のもの。
 6時15分カンクンを出発。バスはジャングルの中の一本道をひたすら進む。途中で映画のビデオ上映あり。出た!中南米でやたら人気のJ.C.バンダム!ただしバンダムファンが可哀相になるくらい映画の内容は悪趣味で、
メヒカーノたちもうんざり気味。
 すっかり重い雰囲気になり、会話もないままバスは11:50チェトマル着。
なおここまでの車窓に、カリブ海は一切出てきませんのでご注意を。

 ここからの移動について、あまり情報が無いところ。実際はどうなっているかと言うと…この到着したターミナルからもバスは出ています。一等二等合わせて一日五本。一等N70が10:45、14:00、17:00。二等N55が9:00、15:00。ただし時間に関して、不覚にもメモを取っていなかったので、あまり当てにしないで下さい。
 二時間以上待つ事と、ひょっとしたらメルカード(市場)から出ているベリーズの会社のバスの方が安いかもという期待を込めて、そのバス乗り場へ行ってみることに。地図が全くないので屈辱のタクシー利用。N10。その際Terminal Nuevo Mercadoではあまり通じが良くない。
「キエロ イル ア ベリース。 アル メルカード ポルファボール」の方が通りが良いかも。
 到着した場所は、市場の前にバスがずらっと並んでいるだけの駐車場。
バスの車体は…お久しぶりのご対面、20年前のスクールバス!値段を聞いてみる。車掌のお兄さんが首を傾げている。あ、そうか、これはベリーズ
のバスだ。英語で聞き直してみると…11ドル!? あ、そうか、ベリーズドルか。生憎ベリーズドルはまだ用意していないが、アメリカドル、そしてメキシコペソでの支払いが可能との事。アメリカドルだと$5.5、メキシコペソだと…N55。結局同額だった。ここまで来た意味殆ど無し。

 バスは砂埃を巻き上げながらガクガクと突っ走り、あっという間に国境に到着。気合を入れて悪名高いメキシコ出国。いきなり「N195払って」と言われ、愕然とする。約$20! 陸路の国境で到底払うべき額ではない。
そんな訳はないだろうと言うと、係官が渡したツーリストカードの一部分を指差す。そこにはN195と明記されているのだ。
 後日談になるが、これは出国税ではなく、ツーリストカードの発行手数料。
大半のツーリスト達は空港または入国の際に払っているらしい。入国の際に払ってなかった分を、今請求されている次第。幸いにもこの時にはそれ以外の出国税の請求は無かったが、出国税に関しては本来不要。もし係官が請求してきても断固として拒否しましょう。
 その事情を知らずに窓口で問答していると、バスの車掌がやってきて
「お前の荷物はバスの中か?」と不思議なことを聞いてくる。「そうだけど…何か?」「荷物を下ろしてくれ。俺らは先に行く」ここら辺一帯はフリーゾーンなため、ベリーズ及びメキシコのパスポート所持者はツーリストに比べてチェックが至って簡単、迅速なのだ。とは言え、置いてゆくとは…。
この発言にはムカッと来たが、置いてゆかれる訳には行かない。窓口に$20を放り込んでパスポートに出国スタンプを貰う。バスへと走ろうとした所、係官が待てと言う。「何?」苛立たしげに聞くと、「ツーリストカードを提出しなさい」
 この発言のピンぼけ具合には呆れた。さっきあなたは何を使って請求額がN195であることを指し示したのですか?「あんたが持ってるでしょうが」苦笑しながら言い残し、バスに引き返す。

 動き出したバスに腰掛け、ホッと一息。そして次の瞬間、次のベリーズ側にてビザを取得せねばならない事に気付き、愕然とする。どっちみち置いてゆかれるんだ。何時の間にかバスは国境の橋を渡り切り、ベリーズ側のオフィスへ到着。真っ先に車掌がこちらを指さして言う。「荷物は持ってね。税関があるから」苦笑して肯く。はい、素直に置いてゆかれます。
イミグレーションでは意外にもあっさり30日ビザ取得。要$25。写真は不要。お釣は出さない主義らしいのでぴったり用意しておきましょう。グァテマラからメキシコに抜ける人で、一日だけのトランジット入国の場合、無料でトランジットビザを貰えますが、この場合は係官によっては手数料を請求したり、何とか30日ビザを取らせようと画策することが予想されますので注意。また、30日ビザとは言え国境での取得は不確実なこと、平日の16:00までにはオフィスに行くことなどを心がけましょう。続いて税関。ここがフリーゾーンだからこそ、チェックは厳重。“世界一無害な顔をしたバックパッカー”と呼ばれ、あのイランの入国でさえ荷物を
開けられなかった筆者にとって、実は初めての荷物チェック。とは言えちょろっと中を覗くだけ。手続きを終えてオフィスを出ると、そこには当たり前のようにバスの姿はなし。両替のオッチャンが一人いるだけだった。
 幸いにもメルカード→ベリーズのバスは頻発しているらしく、10分ほどで同じバス会社のバスがやって来た。乗車し、恐る恐るさっきのチケットを出して見ると、今度は感じの良い車掌のお兄さんが苦笑しながら「OK」と言ってくれた。メルカードから乗るバスに関しては乗り換え乗車が可能なようだが、バスターミナルから乗るメキシコの(?)バスに関しては不確定。乗車前に要確認。

 さて、これでどうにかベリーズシティまでは行ける。ようやく人心地ついて辺りを見渡す。途端に今自分がどこ国にいるのか判じがたくなる。眼鏡かけ、髪を結わき、一語一語噛み砕くようながっちりとしたキングスイングリッシュを話す黒人女性。同じ黒人でもラスタカラーの帽子をかぶり、髪はドレッド、一語一語なし崩しにするようなカリビアンイングリッシュを喋るお兄ちゃん。かと思えば当たり前のように車内にはスペイン語が飛び交い、中国語らしい会話も聞こえる。振り返ると華僑の中国系女性の姿が。あきらかに旅行者ではない白人男性もいる。

 バスは一本道を突っ走る。窓が全開なので常に突風に煽られている状態。所々垣間見た車窓の風景の印象としては、中国人経営と思われる店名のレストラン、商店の看板が目立った。いやあ、頑張っているなあ。
16:00、バスはベリーズシティ着。噂には聞いていたが、本当に何も無い。繁華街には港町やビーチっぽい佇まいは僅かに感じるのだが、それでもメインストリート的なものではなく、港やビーチから裏道に入ったぐらいの感覚。私はバックパックを前に抱えた状態で腰のベルトを固定し、背負い紐を両手で担ぐという不自然極まる姿勢で、ベリーズっ子たちの視線を一手に集めながら市内へと消えていった。

2202/9/4  コスタリカ最新情報
「両替」
●ATM 市内のあちこちで見かける。大手2社は勿論、DINNERS、AMEXに対応した機種も。
●T/C サンホセのほとんどの銀行で両替可。しかし銀行によって営業時間、手数料(0〜3%)は千差万別。適所を探すのに手間はかかる。ドル現金への両替も可能。
「食事」
高いイメージがあるが、一般的な食事に関しては他の中米諸国より特に高いということはない。代表料理Ollo del Carne(牛肉と野菜の雑煮)とライス、ドリンクのセットで、$2〜。サンホセには多くの中華料理店が軒を並べる。大皿料理中心なのが痛いが、どこも炒麺だけは一人用を出してくれる$1.8-$2.5。同じく散在するソーダ(スナック)ではホットドックとコーラのセットで$1弱。朝早くから営業しているのが有り難い。この国の人はビール党。仕事帰りにバーで一杯やっている人の姿をよく見る。そのせいかビールは安い。スーパーで500ml缶が$1。
「治安」
“中米のスイス”というほど雰囲気はよくない。日没が早いので、それ以降が特に要注意。ちなみに私の不幸な友人はサンホセで、1日2回スリに遭うという“偉業”を達成している。
「気候」
もちろん雨季と乾季があり、雨季しか報告できないが、他の中米諸国でのどかっとスコールが降る雨とは違い、日本の梅雨のようなじわじわしとしとという降りかた。この時期は雨具の用意は勿論、なるべく日程に余裕をもって。
「英語
観光立国とあって、案内所や代理店等旅行関係の場所では流暢な英語が聞ける。
「移動」
市内のバスでも“20年前のスクールバス”は見かけない。空港からバスでサンホセに行く場合、目の前の道から赤いバスに乗れば良いのだが、この道は実は一方通行。よってサンホセ行きのバスも
逆方面のアラフェラ行きも同じ道を通ります。乗車の際は「ア サンホセ?」とご確認を。


2002/9/3  国境突破レポート(GUATEMALA→MEXICO)

 9;00、ケツァールテナンゴを出発。これから向かうのは国境。何が起きても不思議ではないこと,何があっても腹を立てないこと,焦らないことを肝に銘じ,気合を入れてバスターミナル(?)へ。因みにここのターミナルは市内へのバスへは何故か隣接する市場を横切らねばならない。ご注意。
 バスのフリーマーケットのようなターミナルに着くなり、一人のおじさんが「何処へ行くんだ,フロンテーラ(国境)か?」と。何故だ!?何故グアテマラでもチチカステナンゴでもなく,いきなり国境が出てくる!?このおじさんにバスまで案内してもらう(と言うかここでは案内してもらわないとバスは探せない)。バスは9:00発車。チケットはQ20もした。
 バスは緑多き渓谷をぐんぐん下ってゆく。見上げるとトンビの群れが輪を描いて空を舞い、下を見ると遥か谷底の道を黄色い“スクールバス”がえっちらおっちら登っている。標高が下がるにつれ、椰子など熱帯の植生が多く見うけられるようになり,それとともに窓からは流れ込む空気が湿り気を帯び始めた。やがて風景は完全なサバンナのそれとなる。もはや吹き込む風すら暑い。最初はスシ詰めだったバスもどんどん乗客が降りていってしまい、途中の町でとうとう4人だけになってしまう。まずい。この人数でグァテマラのバス様が出発してくれよう筈もない。案の定バスはよっこらせとターミナルに腰を下ろし、車掌はおろか運転手まで客引き開始。じっとしているだけで汗が吹き出てくる熱帯の空の下、置いてけぼりにされた一台と4人。幸運にも(?)30分ほどで数人の客が乗り込んできて、再出発。
 ほっと一息していたらTecun Umanの町で突然「降りて」と言われる。
国境まで行くのは私一人。そのためにわざわざ国境までは行けないので、同社の別のバスに乗り換えてくれとのこと。そのバスが今にも出発しそうな勢いだったので慌てて飛び乗る。ただし今までのバスでは網棚に乗った私のリュック(機内持ち込み可のサイズ)が、このバスでは網棚の上にバーがあるため乗らない。仕方なく14kgあるリュックをひざの上に乗せて座る破目に。バスは当たり前のようにターミナルを出た所で止まり、客引き。ならば今のうちにリュックを屋根の上に乗せてもらおうとした瞬間に
客がどっと乗り込んできて、身動きとれず。バスは出発。だが意外にもバスは30分ほどで止まり、誰に聞いても「フロンテーラ、タリマンだ」と言う。地図で把握していた距離関係と違うので戸惑う。そして
降りてみたら、国境らしい設備が何も無いので再度戸惑う。聞けばバスで行けるのはここまで。ここからはタクシーしか移動手段は無いとのこと。運良く現地の家族連れに同乗させてもらうことが出来、わずかQ5($0.7)の出費で済む。
 タクシーで行くこと15分。国境に到着。
ケツァールテナンゴから国境までは、5時間強で到着した計算。途端に両替屋が集まってくるが、想像したほどわんさとは居ない。彼らは相手にはせずに、さっさと出国手続きを済ませる。グァテマラ出国税はQ10($1.25)。イミグレーションを出た所で道は短い橋に差し掛かる。その真ん中が国境。が、橋の欄干が申し訳程度にグァテマラカラー、メキシコカラーに塗り分けられていた程度で、想像していたような国境ラインやら、立ち並ぶ国旗やら、制服の人々やらの姿は無い。両替屋の連中や、どう見ても国境を越えるつもりのなさそうな連中が屯している。
「チーノ(中国人)だチーノだ」と人を指さしてニヤニヤしている連中を何とか無視
し、メキシコのイミグレーションへ。質問は「何処へ行くんだ?」だけ。問題なく30日のステイ許可が下りる。オフィスを出た所で信号機のようなランプがあり、「ボタンを押して」との事。押したら青ランプが点灯
して通過。赤が出たら税関審査という事。メキシコ側の建物を出て吃驚。国境らしくない落ち着き。両替屋の姿もちらほらとしか見かけない。誰に聞いてもレートは$1=N9。もっともこれはメキシコ側だけ話で、
グァテマラ側、特に計算の難しいケツァールとペソの両替の時にはふざけたレートを言って来たり、8×5が29になるような改造計算機を使ってきたりするので注意
 一本道を100Mほど歩き、ミクロ(ミニバス)乗り場を発見。タパチュラまでN7。バスは他の都市へのバスが出るCristbal Colonバスターミナルに寄ってくれる。オアハカへのバスはN297。その高さにメキシコへ来たのだと実感。バスはいたってまとも。荷物はクレームタグ付けて預かってくれるし、座席は膝が当たることもなく、ヘッドレスト付。久しぶりに味わうまともな交通機関の感触を噛み締めつつ、バスはオアハカへと動き出した。

メキシコ情報
「両替」
●ATM 一番便利。バスターミナル等主要個所は勿論、至る所にMASTER(CIRRUS),VISA(PLUS)兼用のATMがある。たまにDINERSも見かける。
●T/C たいていの銀行、両替所で、現金と同じレートで交換できる。だが
レート自体が場所によって大きく違うので、数箇所を比較したほうが無難。取り扱い銘柄が限られる場合もあるので、複数の銘柄を。
「バス」 一等バスは基本的にトイレ、エアコン付きの快適なノンストップバス。千差万別なのが二等バス。「確かにトイレは無かったけど、あれのどこが二等なんだろう?」と思うようなバスから、乗客が少ないばっかりに各町ごとに“時速10キロ市内引き回しの刑”に遭い、一等の3倍の時間を要するバスまで。厄介なことに、切符を買う際には一等二等の別は分かりづらい。要するに安いバスにはそれなりのリスクを覚悟して乗る必要がある。
お得な裏情報! 国際学生証でたまにバスが半額になることも。本来は国内の学生専用のサービスなのですが、あまり良く分かってない係員は半額にしてくれます。ちなみに私の“打率”は12打数4安打。地方都市が狙い目。メキシコシティや最大手のADO等、しっかりとしたオフィスでは無理。ぜひお試しを…とは大きな声では言いません。
「食事」他の中米諸国に比べて間違いなく高いが、他国の同料金と比べたら量、質ともにまともな物が食べられる。節約したい人はMENUまたはCOMIDA CORIDAという定食にお世話になりたい所。N20〜N50。ただし、注意したいのが時間。14;00〜19;00など、時間限定にしている所がたまにある。感覚としては昼食と夕食の中間になる。サカテカス、グァナファトは特に要注意。その分夜はタコスやホットドックの屋台が多く出るが、あまり遅くまではやってない。
「歩き方」にも載っているグァナファトのTurco7はお薦めです。店内のアンティークな雰囲気は良く、料理も美味しく、料金も手ごろ(メニューはドリンク付きでN33)ただしこのメニューは2時から6時まで。
メキシコシティではSan Fernando館の前の通りにレストランが並び、メニューがN20〜N40。人気なのは角の青い店。N25。

2002/8/3  アンティグア(グアテマラ)最新情報

アンティグアでの語学学校入学を考えている方へ
●学校
 数が多いだけにまさに千差万別。どこも週単位の支払いで$40〜。日本人にとってやはり便利なのは
ATABAL(四時間で$59)。日本からメールで送迎も含めた申込ができるし、最初の色々と分からないことの多い時期に日本語で対応してもらえるのは有り難い。最初はATABALに入り、現地で評判を聞いて他の学校に移るパターンが多いようだ。
 時間割としては午前の四時間か午後の二時間、または計六時間が一般的。日本人の感覚としてつい六時間を選んでしまう人が多いのだが、その大半は復習が追いつかずに挫折して、翌週から四時間コースに変更となる。授業は完全マンツーマンが一般的。したがって内容も生徒の意向が反映される。

●ホームステイvsホテル
 結論から言ってしまうと圧倒的にホームステイをお勧めする。ステイはたいてい
日曜を除く毎日3食付きの個室で週$40〜。対してホテルは、人としての尊厳が辛うじて守られているようなボロ宿に泊り、最低限の食事(自炊)をしてようやく週$40くらい。ステイの生活環境としては、あまり不満を言っている人を見たことがない。食事も意外とおいしく、量は文句なし。ホットシャワーも程度の差こそあれ、ちゃんと出る。ファミリーとは食事の時くらいしか顔を合わさず、英語が話せるファミリーもあるので言葉に不安のある状態でも苦にはならない。逆にどんどん話せば勉強になる。
 ステイ代金は大体中心地までの距離に比例する。安いステイは市街からは離れ、明るいうちに帰らねばならないが、その分勉強には集中できる。学校はステイ先の紹介をするだけ。後は自分で訪れ、見て決める。支払いも直接ステイ先へ(大抵ケツァール払い)。
【一例としてATABALの同級生のステイ先を紹介すると】
 家は学校から徒歩15分。日曜を除く毎日3食付きで週$40。ファミリーは皆(子供まで)英語を話し、料理は上手い(フリホーレス=煮黒豆のペーストまでここでは美味しかった)。部屋は別棟のアパート。アグア火山を望むテラスにはちょっとしたキッチンがある。水圧はちょっと弱いがホットシャワー。毎日定時の食事なので、寝坊の心配なし。

ただしステイ先も良い所ばかりではないので探す時は妥協を許さず根気よく。

●治安
 アンティグアという街に関しては悪い話を聞かない。勿論、イコール絶対犯罪に遭わないという訳ではない。

●お金
 基本的にドルのT/C(AMEXあたり)、予備費としてドル現金やクレジットカードがあれば問題ない。T/Cは手数料なしでケツァールに両替でき、学校への支払いもT/C可。だがステイ先にはケツァール払いが一般的。
 CD機はアンティグアに関し、VISA(PLUS),MASTER(CIRRUS)ともに一台ずつある。

●電子メール
 
ENLACESという市内のネットカフェで日本語の読み書き可。市内にはもう一ヶ所日本語PCが置いてあるらしいが重いとのこと。
 システムとしては席に案内してもらい、まず名前を入力してタイマーを作動させ使用開始。あとは普通にエクスプローラーを使う感覚。日本語入力のためには、右下のES=espanolをクリックしてJP=japaneseをセレクトする。
 終了したらタイマーのウィンドウを閉じて一階へ。名前を告げ、清算となる。料金は30分毎にQ6。長期滞在者はQ120を前払いしておくと、二時間分のボーナスが付く。

●物
たいていの物はある。市内のスーパーには醤油、照焼きソース、カップラーメンも。日本から持ってきたほうが良いものを挙げるとすると、やはり辞書。勿論西日辞典は無く、西英辞典はあるががさばる。文房具では小型のやリングタイプのノートは手に入らない。ニベアの日焼け止めや蚊取り線香等も売っているが、品質までは保証できない。

●アトラクション
 何も無いといって差し支えない。ナイトスポットは市内に数軒。映画館も見かけない。週末にはメルカドに遊園地らしきものが出るが、観覧車のゴンドラは普通のベンチ(しかも回転が早い!)、メリーゴーランドの動力はオッサンという微笑ましい(?)もの。逆に言えば勉強に打ち込むには良い所。

●IDカード
 勉強の後、中南米周遊を考えている人に朗報なのが、語学学校の学生証や就学証明で国際学生証が作れる事。他に必要なものは写真(3×4かパスポートサイズ)二枚、パスポートコピー。これを持って市内の代理店へ。$9するが、中米にて一回でも飛行機に乗れば充分元は取れる。

●総括すると、ここアンティグアはスペイン語に没頭するならば最適の環境と言えます。この料金でホームステイ+マンツーマンの授業を受けられる場所は他にないらしく(さんざん各地を検討してアンティグアに来た方曰く)、そこそこの(決して多くは望んではいけない)生活環境もある。あまりお金をかけず、貪欲にスペイン語を研鑚しようとする人にはお勧めです。

2002/7/16  アンティグア(グアテマラ)最新情報

アンティグアから南米に抜けてゆくTKTの料金
To LIMA(Peru) $342(片道 タカ航空利用)
To QUITO(Equador) $404(片道 コパ航空利用)

いずれもスチューデントプライス。サンホセでのストップオーバー可能。TAX別途加算。
ただしスチューデントプライスについては、スペイン語学校の学生証があればIDカードは作れるとの事。他に必要なのは手数料$9。写真2枚。パスポートのコピー1部。また代理店によっては、さらにQ100の手数料を払うことにより、学生証が無くてもOKとのこと。

バスの料金一覧
いずれもアンティグア発片道、ドアtoドアの料金です。
To Airport(or Guatemala City)      $6
To Tikal                                    $20($27,$35のクラスあり)
To Belize City                            $35
To Tapachula(Mexico国境)          $29
To Panahachel                           $8
To San Jose(Costa Rica)             $60

2002/7/12  幻の鳥・ケッツァールを求めて

 12;00、スペイン語学校の授業を終え、デイパック一個を担いでバスターミナルヘ。フロントガラスにANTIGUA→GUATEMALAと明記された、何故かグァテマラシティとは正反対の方向へ行くバスに乗ってしまい、途中で気づいて引き返す。今度のバスはしっかり確認して乗っただけにちゃんとグアテマラシティ行きだったものの、やたら人の乗り降りが激しく、しかも途中で事故渋滞あり。シティに着いたのは15時過ぎ。今日は中止にして引き返すべきかと本気で考える。Monja Blanca社のターミナルにて「コバン、コバン!」の声を聞き、バスに乗り込む。

 旅行会社のミニバスで移動するツーリストが多いだけに、果たしてケツァール保護区に本当に寄るのか、いやそれ以前にその存在を知っているのかちょっと不安。一応乗り込む前に「Quiero bajar en frente de Biotopo del Quezal(ケツァール保護区前で降ります)」と言うと「Si」の声。任せておけと言わんばかりだが、あまり信用していない。

 車内で買ったチケットは何と20ケツァール(1Q=16円)。ちなみにアンティグアの安めのツーリストレストランの定食が25Qくらい。マックのセットもそれくらい。バスはアメリカの10年前の観光バスそのまま。アンティグア→グァテマラのバスがアメリカの10年前のスクールバスだったことを思えば充分くつろげる。

 バスはまだ乗車率3割。こりゃ暫くは出ないなと覚悟。
こちらのバスは時間に合わせて出発するのではなく、乗車率に合わせて出発するもの。それにはもう慣れているが、客寄せをする間、横を通り抜けてゆく自動車の排気ガスに悩まされる。この街は個人的にリマ(ペルー)、テヘラン(イラン)、カラカス(ベネズエラ)、イスラマバード(パキスタン)と並び世界五大魔都に認定。ちなみにこの認定条件としては・・・臭い、痛い(排ガスで目、喉が)、埃っぽい、鬱陶しい、だだっ広い、ランドマークが無い、と言うか見るべきものが何もない・・・等多岐項目に渡って日々検討が為されている(全くの個人的な意見で悪意はなし)

 ようやく7割ほどが埋まり、16時にグァテマラシティ出発。しかし大渋滞でバスは遅々として進まず。ここら辺が魔都たる所以。郊外に出るに至ってようやく渋滞を抜け、長野県を連想させる山間の道をバスは突っ走る。暫く行った所で、突然滝のようなスコール。「滝のような」などという大袈裟な表現をこれほど正確な日本語として使うのは初めてだ。前に車がいるのは何となく分かるが、そのプレートが読めない。その状態で日没を迎え、ますます視界が悪くなる。

 スコールが一時間ほどで止んだ後は雷。だが遠雷が空を照らしてくれる分、「天気が良くなった」と感じている奇妙なバスの中の空気。だがグァテマラの気まぐれな空は、気楽な移動を許してはくれなかった。運転手の舌打ちが聞こえた。と同時にぼんやりと眺めていた車窓が白く染まる。驚いて周りを見渡すと、どの窓も、いや窓の外の景色すべてが白く染まっていた。霧・・・という言葉を使ってよいものか。極端に濃い。よく「白い液体を水に溶かしたような」などと表現されるが、それを借りるならゼリー状、いや固体的ですらある。何せ前に車がいるのかどうかすら判然としない。バスはギアを落とし、パッシングランプを上下に当てながらのノロノロ運転。客はだれもそれを咎めようとはせず、皆強張った顔で立ち上がり、じっとフロントガラスを見つめる。奇妙な連帯感を得たバスは30分ほどで霧を抜けた。だがまたスコール。そして残念なことにそろそろ目的地に着くであろう頃合い。案の定、右手の車窓に「Biotopo a 200m」の黄色い看板。と同時にバスはウインカーを出し、車掌と何故か斜向かいの席のオッサンが「Biotopo!」と声を上げる。意外とみんな親切で助かった。Gracias。でも、この雨の中、降りるのか・・・。ちなみに斜向かいのオッサンが何故こちらの目的地を知っていたのか、未だに不明。

 時計は20時をさしていた。バスを降りると同時に、土砂降りの雨が衣服を侵食してゆく。慌てて視線を巡らす。行く手に一本(一本だけ)の街灯、そして「
Hospedaje Los Ranchitos」の看板。あれが目指す民宿だ。夜中、スコールの中をやってきた奇妙なハポネスに宿の人目をパチクリ。水シャワー共同のシングルがQ30。案内されたのはバンガロー。こりゃオツなものだとニヤけていたら鍵が開かないというトラブル。やむなく案内されたのは何と屋根裏部屋。ベッドに横たわると、天井ならぬ剥き出しの茅葺きが目の前に迫っている。仕方が無い、寝るしかない。雨露を避けて横になれる。こんなに贅沢な事は無い。文字どおり篠つく雨の音を目の前に聞きながら、就寝。

2002/7/13(土)
 5時半起床。意外とひんやりとした朝。お陰で虫刺されもない。白み始めた空の下、ケツァール探しをスタート。この宿は丘陵に沿っていくつかの小屋があり、それらを結んで林の中を小道が通っている。そこをひたすらぐるぐると歩き回る。今日の宿泊客は1人きり。思う存分歩き回れる。鳥の声はすれど、いくら見上げても姿は見えず。成果も無く歩くこと一時間。ようやく足を止めて考えてみる。やはり闇雲に歩いていても難しい。仮に鳥が木に止まっていたとしても、発見は難しかろう。ならば宿の人にケツァールの好む木を教えてもらい、そこでケツァールの飛来を待った方が断然探しやすいのでは・・・。その時、視界の隅にて羽ばたく影があった、ような気がした。目をやると、小鳩くらいの大きさの鳥が前方かなり上部の枝に止まったところだった。霞色の空に透かして見ているために、その色が今一つ判然としない。おそらく・・・緑。腹の赤は視認できた。その下に垂れ下がっているのは枝か・・・いや、風も無いのにゆらゆらと揺れるそれには、羽毛の毛羽立ちが見てとれた・・・ケツァールだ!声を上げたいのに上げられない心地よいもどかしさ。急いでカメラを、ほぼ垂直に構える。ファインダーを覗き、小さい舌打ちが出る。距離はズームで克服できても、空にレンズを向けているのでどうしても逆光になってしまう。それでもシャッターを切り、ケツァールを、いやケツァールのシルエットを収める。彼は1分ほどその枝に佇んだ後、不意に飛び立った。向かったのはバンガローの裏手。慌てて後を追い、建物の角を曲がると・・・いた。いてくれた、という所か。さきほどより遥かに低い枝に止まる後ろ姿。パステルで塗ったかのようなはっきりとした緑色の羽と、長い尻尾(ただコイツは抜け落ちてしまったのか尻尾が一本しか確認できず、何だか哀愁を感じさせた)を明確に見てとれる。この角度なら・・・息を止め、カメラを構える。その時聞こえてきたのはけたたましいエンジンブレーキの音。バサバサと慌ただしい音を立て、ケツァールはあっと言う間にファインダーからフレームアウトして彼方へ消えていった。溜め息まじりにカメラを下ろし、眼下の国道を賑やかに走り去ってゆくトラックを恨めしげに見送る。やはり待っていたほうがいいのかもしれない。この見晴らしのよい高台から動かずにじっと目と耳を澄まして待つ。10分、20分・・・こちらを試すように時間が流れる。そして30分。頭上に羽音を捉えた。仰ぎ見ると、真上の枝に止まらんとする一羽のケツァール。やはり尻尾が少しもの悲しい。さっきの彼かもしれない。どうしても逆光となるために、その独特の色彩を充分にフィルムに収めずらい。だがさっきよりも距離が近い。1枚、2枚、息を殺してシャッターを切る。そして3枚目を切ろうとした瞬間、ケツァールが枝から飛び立った。ついその姿をファインダーで追おうとしてしまい、その愚に気づいて慌ててカメラを除ける。ほんの一刹那ではあるが、己が頭上を舞うケツァールの姿を目にすることが出来た。緑の羽根、赤い腹、長い尻尾というその特長を惜しげも無く晒したその姿は、今までどの写真(いずれも立ち姿)で見たケツァールよりも美しかった。やはり鳥は飛んでこそのものだと痛感。優雅に飛んでいる姿を、下から指を加えてみているべきものなのだ、と。幸運にも初日にケツァールを見ることが出来たので、予定を早めて宿を後にする。そうそう、肝心の保護区自体では、ケツァールを見つけるのは視力が10.0あっても難しいかも知れない。何せあまりに木々が密生しすぎている。それだけに、熱帯雲霧林という独特の植生の中に入り込み、堪能するにはいい場所だ。遊歩道はしっかりしているものの、完全にハイキングにはなっていたが。

2002/7/8  アンティグア(グアテマラ)より
●両替
ドル現金  どこの銀行でも問題なし。銀行により、若干レートに差あり。
ドルT/C
(トラベラーズチェック)  現金と同じ感覚で何処でも両替できる。特に手間も掛からない。
CD機  観光地を中心にある程度は存在。PLUSやVISA系列なら通用度は高いが、T/C等で問題が無い以上、特に使用せねばならない理由はないかも。

●言葉
英語は高級ホテルと旅行代理店ぐらいでしか通じないと思っていい。ツーリストの全体数が少ないせいか、ツーリストが良く利用するレストランやインターネットカフェ等でも英語は通じずらい。特にアンティグア等、語学留学生が多い街にその傾向は顕著。

●気候
今は雨季なのでその時期についてのみの案内となってしまうが、全部の天候があると考えていただいて間違いない。およそ一日一回のスコールが降り(1〜5時間位)その後は日本で言う「梅雨寒」のような肌寒さとなる(特にスコールが朝晩に重なる場合)スコールがくる前は暗い雲がどんよりと重なり、蒸す。反面スコールが来ないと日差しがかなり厳しくなる。日本のように体力を奪われる暑さではないものの、日陰にいてもどんどん日焼けする。サングラス及び必要な方は紫外線対策を御忘れなく。

●航空券
グアテマラ最大の観光都市アンティグアではインターネットカフェ、旅行代理店等ツーリストが利用する施設は充実している。アンティグアの代理店にて販売されているグアテマラシティ発航空券運賃の一例を。
(2002,7.7現在)
      ロサンゼルス  $425(RT)_
      サンペドロスーラ  $155(OW)  $199(RT)
      パナマシティ   $255(OW)    $391(RT)
      サンホセ  $147(S-OW)
      ボゴタ   $249(S-OW)
      カラカス  $249(S-OW)
      リマ  $275(S-OW)
      ブエノスアイレス  $349(S-OW)
      サンティアゴ   $399(S-OW)
      キト   $287(S-OW)  $449(S-RT)
               S=国際学生証所持者料金

2002/7/7  アンティグア(グアテマラ)より
 グアテマラへの入国に関しては全く問題ありませんでした。
(彼はグアテマラシティINブエノスアイレスOUTのオープンジョーチケットで行きました。通常、中南米の国はオープンジョーで入国するときに、その国を出国する航空券が必要とされていますが、グアテマラシティははノーチェックだったそうです。)
デルタ航空のフライトがディレイ
(遅延)した事もあったのですが、チケットの提出はおろか、特に質問らしい質問をされることもなく最大である90日の滞在を許可してくれました。他のツーリストも殆どノーチェックで通されてました。ただ面倒なのがバッゲージクレーム。空港には細いコンベアーが一台しかなく、地元の人たちの引越しのような荷物がつっかえて停止ばかり。よって真夜中にグァテマラシティに到着という心臓によくないスタートとなりました。

 ちなみにデルタ航空で語学留学のために来た大学生の女の子と知り合ったのですが、彼女は荷物がロスト
(紛失)し、ステイ先まで送ると言われていたのだが待てど暮らせど荷物は来ず、同じ服をもうこれ以上着ていられないとたった今空港へ文句を言いにいっています。

 アンティグアは想像以上のツーリストタウン(よくある日本ではあまり有名ではないけど、来たらアメリカ人だらけというパターン)。エージェント
(いわゆる旅行会社)も多く、ID−CARDかGO−25CARD(いわゆる学生証)があればかなり安いです。確かキトまで$280くらい(片道航空券)。価格によっては今後メキシコ、ベリーズと回ってアンティグアまで戻り、ここでキトまでの航空券(サンホセ経由)を買ってしまおうかと思ってます。現在各方面の航空券の価格を調査中。追って連絡します。

このページのトップ  中南米現地発着ツアー  ホームページ